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朗読 × オイリュトミー × ピアノの共演 ~企画お知らせ その1~

福島市在住の詩人・及川俊哉と仙台市出身のオリュトミスト・鯨井謙太郒のコラボレーション公演を企画しています。
及川俊哉は東日本大震災で被災した福島の復興への思いを込めて、現代風にアレンジした祝詞を朗読します。鯨井謙太郒はイタリア公演などにも参加する若手有望株です。
昨年は仙台ポエトリーフェスで及川・鯨井のコラボ公演が好評を得、宮城の地元紙「河北新報」にも取り上げられました。今年はオイリュトミスト3名、ピアニストによる生演奏付きで、よりバージョンアップした公演を福島市で上演します。

※鯨井謙太郒のダンスは「オイリュトミー」というジャンル。「オイリュトミー」とは、いまから約100年前にドイツの思想家R・シュタイナーの考案した身体芸術。心の解放に役立つとされます。また、オイリュトミーの踊り手を「オイリュトミスト」と呼びます。


(上記写真は仙台ポエトリーフェスで及川・鯨井のコラボ公演 撮影:小野田桂子)


<企画内容>

●ダンス(オイリュトミー)のワークショップ  講師:鯨井謙太郒

イベント開催に先駆けて、初心者向けに福島市でワークショップを開きす。楽器演奏に合わせて無理なくゆったりと体を動かします。被災者の方々の運動不足解消にもなればと思っています。

●現代祝詞とオイリュトミーのコラボ公演

2015年9月に仙台ポエトリーフェスで現代祝詞とオイリュトミーのコラボレーションを行い、好評を得ました。よりバージョンアップした公演を福島市で上演したいと考えています。

日時:2016年8月20日
場所:福島市内施設で現在調整中


<講師・出演者プロフィール>

鯨井謙太郒(くじらい けんたろう)


オイリュトミスト・ダンサー
1980年 宮城県仙台市生まれ。 笠井叡に師事。オイリュトミー・シューレ天使館第三期生。 2005年、愛知芸術劇場プロデュースによるダンスオペラ『UZME』に、ペルセパッサ・オイリュトミー団のメンバーとして出演、初舞台を踏む。 以降、国内外の笠井叡作品に多数出演。2010年、CORVUS(鯨井謙太郒+定方まこと)を結成し、舞台公演、ワークショップ、お話し会、スタジオ・パフォーマンスツアーなど、多面的な活動を展開。近年は、さまざまなジャンルの表現者とのコラボレーションや、即興セッション、各地にてオイリュトミー・ワークショップを行なう。

【主な活動歴】
2008年 自身の構成・演出によるオイリュトミー公演《鉱物悲譚》を発表。
高橋悠治×笠井叡《透明迷宮》バッハ作曲「フーガの技法」によるオイリュトミーに出演。
2009年 笠井叡と四人の男性オイリュトミストによる《犀》に出演。
Akira Kasai Company《RINOCERONTE》イタリアツアーに参加。
2010年 自身と定方まことによるユニット、『CORVUS(コルヴス)』を結成し、コルヴス・オイリュトミー・パフォーマンス《PSALM〜裏返しの讃歌》を発表。
Akira Kasai Company《AETAS AUREA》イタリアツアーに参加。
2011年 コルヴス・オイリュトミー・パフォーマンス《血と雪》《時代の未明から来たるべきものへ》を発表。
京都国際舞台芸術祭 2011 笠井叡《血は特別のジュースだ。》に出演。
Akira Kasai Company《Blood is a special juice》ハンガリーツアーに参加。
2012年 笠井瑞丈×上村なおか《音の隙間》金沢公演に出演。
コルヴス・オイリュトミー・パフォーマンス《悪シキ同胞ト共ニ悪人トナレ》を発表。
笠井叡×麿赤兒《ハヤサスラヒメ》に出演。
2013年 オイリュトミー《蝶たちのコロナ》に出演。
コルヴス・オイリュトミー・パフォーマンス仙台公演《雪ノ聲》を発表。
2014年 アンサンブル・ゲズントハイトとオイリュトミストによる神話的アヴァンギャルド《タマユラ》を発表。
天使館オイリュトミー・グループ《Die Schmetterkingskorona》ドイツ、イタリア・ツアーに参加。
2015年 詩人、舞踏家、ダンサー、オイリュトミストによる共演作品《毒と劔》を発表。また、その創作過程を追ったドキュメンタリー番組「LIVE!Edge 鯨井謙太郒『毒と劔』」がCSスカパー!にて放映される。
鯨井謙太郒ブログ
http://kentarokujirai.blogspot.jp/

CORVUSブログ
http://corvus-eurythmie.blogspot.jp/

CSスカパー!Live edge 鯨井謙太郒「毒と劔」
http://www.telecomstaff.co.jp/blog/nowmaking/002998.php


及川俊哉(おいかわ しゅんや)

1975年岩手県生まれ。福島市在住。和合亮一発行の詩の同人誌「ウルトラ」2代目編集長。2009年詩集『ハワイアン弁財天』を上梓し、第60回H氏賞最終候補。震災以降「現代祝詞 原子力発電所鎮めの詞」などを創作し朗誦している。


定方まこと(さだかた まこと)

オイリュトミスト・ダンサー

1978年北海道札幌市生まれ。新潟で育つ。新潟県立新潟南高等学校卒。

1996年より舞踊家・笠井叡に師事。1998~2002年オイリュトミー・シューレ天使館第二期修了。さらに二年間の舞台専門課程を修める。その後、ペルセパッサ・オイリュトミー団にて数々の舞台に出演。

2000年、笠井叡オイリュトミー公演『黄金伝説』(福岡・東京)にて初舞台。

2010年、鯨井謙太郒とCORVUS〔コルヴス〕を結成。以後、数々の舞台作品を発表し、東京・仙台においてオイリュトミーワークショップを行うなど、精力的に活動している。

2009~2011年、Akira Kasai Companyとして海外ツアーに参加。国内での主な出演公演は、笠井叡×高橋悠治『透明迷宮』、『血は特別のジュースだ。』、笠井叡×麿赤兒『ハヤサスラヒメ』、『蝶たちのコロナ』等。

自身の構成・演出作品としては、『水晶ノ夜』(2011年 神楽坂セッションハウス)が、ソロ活動としては『名曲オイリュトミー vol.Ⅰ~Ⅴ』(2015年 マホロバクニタチ)がある。


野口泉(のぐち いずみ)

オイリュトミスト。2002年より舞踏家笠井叡にオイリュトミーを学ぶ。国内外の様々なオイリュトミー公演に出演のほか、放射能からいのちを守る山梨ネットワークいのち・むすびばとの共同公演や人形劇の上演、シュタイナー農法研究会などを開催している。

<これまでの活動>
2016年3月 山梨県でのイベントにおけるオイリュトミーワークショップ

ZOO PROJECT

<みつろうキャンドル参考ブログ>
みつろうキャンドルの作り方のサイト COPPE.CO